2026/10/20
今回は<壁袋入り繊維系断熱材を設置する時は要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
3階建ての新築各工程検査の「外部防水下地検査」でのお話です。
検査を実施した建物は
耐力壁を外部面材を使用せずに
筋違いで建てている3階建て住宅です。
最初に
玄関廻りを検査したのですが
下記写真①の様に
車庫の天井裏外壁面の透湿防水シートが
梁上までキチンと張っていました。
この工務店は
なかなか施工品質はシッカリしているかな!
と少し楽しくなって検査を続けました。
がしかし
下記写真②の様に
外壁断熱材が少し見えていたので
指摘事項にあげました。 残念!
何故ならば
この写真②のままの状態では
土台水切り部分から外気が入って
外壁通気層を通って
外気が天井裏に入って来ます。
天井裏に入った外気が
透湿防水シートを張っていない箇所から
断熱材へ湿気を
運んでしまう可能性が考えられます。
湿気を含んだ断熱材は
極端な事を言えば
断熱性能が落ちてしまう可能性も
考えられます。
更に
室内外の温度差から
カビが発生する可能性も出て来ます。
この様な理由で
指摘事項にあげて是正補修をして頂きます。
次に
サッシ廻りの防水処理をチェックしました。
下記写真③の様に
先張り防水シートを
使用していませんでしたが
防水処理はキチンとされていました。
上記写真③の様に
なかなか綺麗に張っていたので
トータル的に見れば
「外部防水下地検査」の結果
上出来の施工品質でした!
がしかし
上記写真③をよく見れば分かりますが
透湿防水シートを
タッカーで留めているタッカー部分が
おへその様に
凹んで見えるのが分かりますか?
この建物の場合は
下記写真④の様に
明らかに外壁通気層が塞がれる様な
状況ではなかったので良かったですが
下記写真④の様に断熱材が
外部側に押し出されている場合が有るので
要注意ですね!
因みに
上記写真④の様に
外壁通気増が塞がれていた場合は
将来的に
壁体内で結露やカビが発生して
断熱材の劣化だけでなく
構造用合板の腐食(耐久性の低下)に
つながる恐れがありますので要注意です!
では
何故この様な不具合が発生するのでしょうか?
大きな原因は
現場監督が現場監理をする為の
時間が無い事と
現場監督が現場の納まりに対する
知識不足が原因です。
では対策として
注文住宅の場合は
現場監督の現場管理の負担を
新築各工程検査(工事中検査)で補う事が
一番の対策になると思いますので
新築各工程検査(工事中検査)を依頼する事を
お勧め致します!
今日の纏めとして
もし自宅が工事中で
上記写真④の様な状況でしたら
即工事ストップして
外壁通気層の外気通気を確保する
是正処置を依頼する事をお勧めします。
外壁通気構法は
サイディング工法の場合は必須施工なので!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
広島県内・近郊で
注文住宅をご検討中の方で
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今回は、これで終わります。
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