2026/10/08
今回は<鉄筋とスリーブ管の間隔は40㎜必要ですか?>についてお話をします。
今日のお話は
住宅検査オタクだったら文句で出そうな
ベタ基礎を貫通するスリーブ管のかぶり厚さのお話です。
問題定義として
ベタ基礎を貫通するスリーブ管と
鉄筋とのかぶり厚さは40㎜必要ですか?
結論として
31.25㎜のすき間が有れば良いと考えます!(私見)
あなたの工事中の家はどちらですか?
先日
基礎配筋検査でいつもの様に
ベタ基礎のスラブを貫通する
スリーブ管廻りのかぶり厚さと
補強筋のチェックをしていました。
この建物の設計図書には
基礎断面詳細図が有って
スリーブ管と鉄筋とのかぶり厚さ寸法が
40㎜とハッキリと記載していました。
記載していたので
基礎配筋検査の
検査を実施する立場としては
40㎜以上のかぶり厚さの有無を検査して
40㎜無ければ
是正補修をして貰う事になります。
この不具合の指摘事項を
現場監督に伝えたところ
スリーブ管は塩ビ管なので
塩ビ管が外気をシャットアウトするから
かぶり厚さは無くてもいいのでは?
と言いながら
渋々是正補修を
基礎屋さんに指示していました。
まぁ実際のところ
私個人(私見)としては
塩ビ管と鉄筋との
かぶり厚さ40㎜以上必要という
かぶり厚さの根拠が見つからなかったので
40㎜以上のかぶり厚さが必要なのか?
と疑問に思っていました。
どちらかと言うと
かぶり厚さ40㎜以上ではなくて
鉄筋のあき寸法の
粗骨材25㎜×1.25倍の
31.25㎜以上有れば良いと考えています。
この根拠として
粗骨材が通らない寸法であれば
スリーブ管廻りに
ジャンカが発生する可能性が有るから
かぶり厚さが
40㎜でなくても31.25㎜以上の
すき間は必要と考えています。
基礎配筋検査をする立場としては
工務店が自社の施工要領(かぶり厚さ40㎜)を
書いていなければ
法的な根拠が無いので
法的な根拠に近い
鉄筋のあき寸法でチェックします。
例えば
下記資料①は
ベタ基礎断面図にスリーブ管が記載しています。
ここにはハッキリと
基礎立上り部分のスターラップ筋や
スラブ筋の位置が書かれていませんが
少なくとも
赤色の線で囲まれている所に
赤線で囲まれた太さのスリーブ管を通す事は
スターラップ筋を@200と考えた場合は
かぶり厚さ不足になります。
がしかし
D=140を
D=114のスリーブ管にすれば
スターラップ筋が@200として
かぶり厚さを40㎜以上としなければならない場合は
(200ー10-114)÷2=38㎜ < 40㎜ なので NG!
しかし
この38㎜をかぶり厚さではなく
鉄筋のあき(すき間)として捉えた場合は
31.25㎜ < 38㎜ なので OK!
私見では
38㎜のすき間が有れば
鉄筋の廻りにコンクリートは付着できると考えます。
Y&Y住宅検査では
基礎を貫通するスリーブ管と鉄筋とのすき間の寸法は
一概に40㎜以上ではなく
工務店の施工要領が無ければ
ハッキリした法的根拠が無い事から
31.25㎜以上であればOKと考えます!
まぁ
40㎜以上有れば越した事はないですけど!
以上の様に
Y&Y住宅検査の新築各工程検査は
法的な根拠又は準じた根拠を基に
検査を実施して行きます。
闇雲に
根拠がハッキリしない規定では検査しません!
ただ
既定の数値をチェックするだけでなく
コンクリートが
鉄筋にシッカリ回り込むかという
構造の本質まで
見極めて検査を行っています。
一生に一度の家造りだからこそ
根拠を持った第三者検査でシッカリと
建物を見守りましょう!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
広島県内・近郊で
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今回は、これで終わります。
昨日のウォーキング&ジョギング
右足ふくらはぎの養生の為休み6日目。
距離は0.0km 歩0,000歩
トータル1,124日目(休んだ168日含む)
総距離9,668.9km
総歩数12,520,158歩
Y&Y住宅検査は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
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