2025/10/25
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します！
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい！
今回は、＜マイホームが５年を境に劣化が始まる？＞についてお話をします。
今日のお話は
やっと手に入れたマイホームが
５年を境に劣化が始まる可能性が
大きくなると言うお話です。
何を根拠にその様な事を言うのか？
って思われるかもしれません。
しかし
全く根拠が無いとは言えないのです。
例えマイホームが
耐震等級３で地震に強い家を建てたとしても
また
高気密・高断熱住宅を建てたとしてもです。
ここからお話する内容は
今までのブログにも何回も記事にしています。
ここから私見としてお話をします。
そもそもが新築時の
シロアリ対策が間違っているからです。
間違っていると言っても
建築基準法上に照らし合わせても
何も違反が有る訳ではありませんが
今からその説明をしてみます。
そもそも
工務店やハウスメーカーの殆どが
シロアリ駆除に使用している
合成殺虫剤の薬剤処理に大きな間違いが有るのです。
それは海外などでは
人体に悪影響を及ぼすから
屋外使用が禁止している合成殺虫剤系を
日本の場合は禁止していません。
何故ならば
必要悪として考えている様です。
その薬剤とは
農薬の殺虫剤で使用している
ネオニコチノイド系の防蟻処理剤を
使用しています。
この防蟻処理剤は
有機系の薬剤である為に
５年ほどで自然に分解されてしまい
効力が薄くなってしまいます。
なので
５年毎に数十万円程度の費用をかけて
床下を再防蟻処理する事が必要なのです。
この再防蟻処理が問題なのです。
そもそも
新築工事中に防蟻処理をする範囲は
地上から
１ｍ高さまでの外壁面と床下です。
しかし
5年後の再防蟻処理の時には
床下しか再防蟻処理が出来ないのです。
何故ならば
外壁面には外壁仕上げ材で
覆われているからです。
つまり
外壁面の土台の外部面には
再防蟻処理が出来ないのです。
もう
お分かりになりましたでしょうか？
つまり
５年後以降には
シロアリに対しての防御に欠陥が
出来てしまうのです。
その為にシロアリは
外部から侵入しやすくなります。
なので
シロアリが土台水切りのすき間等から
外壁内部に侵入した場合は
外壁内の構造材を食い荒らして行くのです。
上記の理由から
５年を境に劣化が始まる可能性が
大きくなると言うの理由です！
今日の纏めとして
注文住宅を建てられる方は
防蟻処理剤を
ネオニコチノイド系の防蟻処理剤を
採用するのは止めて
殺虫剤系の薬剤を
使用するのではなく
人体に無害なホウ酸を使用した
防蟻処理方法をお勧めします。
何故ならば
ホウ酸の場合は鉱物なので
効果が薄れる事が有りません。
基本的に
再防蟻処理の必要性は無いからです。
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか？
昨日のウォーキング＆ジョギング
距離は１０.３km 歩１３,２７９歩
トータル７７５日目（休んだ９５日間含む）
総距離６,７３４.６km
総歩数８,８０７,７９５歩
このブログ内容に聞きたい事が有れば
下記メール又は携帯電話へ連絡を下さいね！
メール：info@yandykensa.com
携帯電話：090-1183-5008
今回は、これで終わります。
※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします。
Ｙ＆Ｙ設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の
「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須！
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ！
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか？
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか？
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もＯＫですよ！
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね！
